☆終了報告☆ 2/27【オンライン】第27回 オフ会を開催致しました!

2023年2月27日 17時15分より第27回オフ会をハイブリッド(オンライン/会場)で開催いたしました。多数の方にご参加いただき、誠にありがとうございます。

今回は、『 知識主導社会の経営・組織論 』をテーマに株式会社一(いち)代表取締役社長 大槻 繁様にご登壇いただきました。
オフ会運営部会の上原主査からの挨拶、参加者の自己紹介を行い、いよいよご講演が始まります。

大槻様がここ数年来取り組んでおられる「思考の技術/セル組織」の超入門編として、まずはこの取り組みの経緯(歴史)とコミュニティ(知働化研究会)の活動についてご紹介くださいました。今回のために、『小冊子0:思考の技法/ セル組織ガイドブック(改訂第2版)』をご準備くださり、プレゼンテーション資料をより深く理解するツールとして大変役立ちました。

アジャイルプロセス協議会のWGとして、2009年6月に設立された「知働研究会」内で思考の技法実践研究からセル組織論を整備され、人財・コンピテンシー論の検討など様々な研究活動の歴史を伺い、その中から見えてきた知見や実践を経て積み上げられた技法や思考についてご説明いただきました。

今後の技術・社会の発展はめまぐるしく変化し、パラダイムシフトが続いている中で、このパラダイムシフトをいかに乗り越えるか、乗り越える組織経営が求められているという問いに対し、「セル組織」にたどり着いた経緯を学びました。

「セルの概念」として、3つのポイントとそのトピックスを説明いただき、セル組織のキモを凝縮して伺うことができました。
①イノベーションや意思決定の起点は《目的(purpose)》
②IT・組織アーキテクチャは、《構成的(constructive)》
③組織活動とは、《知働(知が働く)》であることに尽きる

最後にセル組織の人財・コンピテンシー論の中から「成人発達理論」についてご説明があり、「人財は、成人であっても業務の取り組みに関して発達・成長していくこと」、「人の割当・配置は、〈セル〉が機能するように段階の高い人財を活用しなくてはならない」という内容については、大槻様と参加者で考察をさらに深める質疑応答につながりました。

今まで蓄積されてきたものを抜粋して、超入門編としてお話を伺いましたが、理解が追い付かない部分や新たな気づき、学びを多く得られた、2022年度最後のオフ会にふさわしい非常に有益な時間でした。
また続編として、さらにセル組織について学べる機会を設けたいと思いました。

次回の第28回オフ会は、2023年4月26日(水)を予定しております。
詳細決定しましたら、メルマガ、本Webサイトで案内差し上げます。今しばらくお待ちください!

【開催概要】
開催日時 : 2023年2月27日(月)17:15~18:15
開催場所 : 株式会社オープンストリーム会議室/Zoomオンライン会議

〇プログラム〇

17:15~17:20 開会のご挨拶
    一般社団法人iCD協会 オフ会運営部会 主査  上原 誠 

17:20~17:35 参加者自己紹介

17:35~18:05 【講演】「 知識主導社会の経営・組織論

    <ご登壇者>
    株式会社一(いち) 代表取締役社長 大槻 繁 様

18:05~18:15 質疑応答

◆『 知識主導社会の経営・組織論 』について、さらに詳しく知りたい方は、株式会社一(いち)様のWebサイトをご覧ください。⇒ http://1corp.co.jp/