自社の業務遂行力を客観的に評価してみませんか?

「フレームワーク分析サービス」は、以下の2つのレポートから構成されます。
① 企業単位のiCD診断データによる「自社分析」
② 複数企業のiCD診断データを集約し、それを母数とした「動向分析」

「フレームワーク分析」の背景と目的

 iCDを活用して頂いている各企業では、主として現状の業務および将来のビジネスを構成するタスクを明確にされたうえで、関連する各タスクの遂行をグルーピングして役割として定義され、事業運営や人材育成に効果を発揮頂いています。


 一方でWingsは、iCD協会がグローバルスキル標準であるSFIA(世界で最も利用されているIT人材の育成や評価のためのスキル標準)とコラボレーションして構築したフレームワークです。すなわちWingsは業態を超えて職種/専門分野の全体を、最新のグローバルな視点で鳥瞰できるように構成されたフレームワークといえます。

 こうした自社のタスクや役割を、最新のグローバルな職種/専門分野の視点(Wings)で整理し、他社との比較も可能にしたのが「フレームワーク分析サービス」となります。

「フレームワーク分析サービス」では、以下のレポートを提供する予定です。
① 自社分析 自社のiCD診断データをWingsフレームワークにマッピングし、最新のグロー バルな職種/専門分野を鳥瞰した視点にて、自社の位置づけを把握可能とする。
② 動向分析  当該サービスに賛同された複数企業のiCD診断データをWingsフレームワー クにマッピングして、その全体傾向の把握を可能とする。

フレームワーク分析サービスのイメージ

(1)自社分析
 iCD活用企業より csv形式の iCD診断データを送付して頂き、Wingsのフレームワークにマッピングしたレポート(電子版)を提供します。以下が、そのイメージになります。 

〈注〉数値表記のないグレーゾーンは、提示頂いたiCD診断データからはタスク充足度が低い箇所(=当該企業 の未対応分野)を示している。

(2)動向分析
弊協会に提示頂いた複数企業のiCD診断データを集約して、Wingsのフレームワークにマッピングし、データを提示して頂いた企業全体の傾向を可視化したレポート(電子版)を提供します。以下がそのイメージになります。

フレームワーク分析サービスにて期待される効果

 フレームワークは、業界動向や技術革新、さらには時代の趨勢等に応じて変化させて行くものになります。SFIAも数年単位で改定されるため、iCD協会でも適宜これに対応してWingsの体系ならびにタスクの紐付けを見直し、当該サービスのベースになるWingsのフレームワークも最新の形に進化させて行きます。

 その結果、各社におかれては、これまでのタスクを主体としたiCD診断データによる情報管理を継続しながらも、Wingsのフレームワークを社外との情報共有のビューのひとつとして当該サービスをご利用して頂くことにより、次のような効果が期待されると思料いたします。


・他社との比較を通して自社の戦略を見直し、タスクや役割の定義に反映したい。
・ 社外に向けては、SFIAやWings等のグローバルな視点のビューにて、人材活用の高度化(派遣、調達、採用 等)を図っていきたい。
・ これまでのITSSをベースとした人材育成関連の制度を、Wingsのフレームワークも加味して見直すことで、事業環境の変化や技術の進化に対応して行きたい。
など
  
 「フレームワーク分析サービス」は、今秋からの提供を予定しています。お申し込み方法につきましては、準備が整い次第あらためてご案内を差しあげますので、ご期待のうえお待ち頂ければ幸いです。

お問合せ

(お問合せフォームが別ウィンドーで開きます)

一般社団法人iCD協会 事務局

〒101-0046 東京都千代田区神田多町2-2-22 千代田ビル6F

 TEL : 03-4530-6226 E-mail:icda-info@icda.or.jp