iCDコンサルタント制度の概要

 iCDコンサルタント認証は、合格要件を満たした個人に付与されます。認証制度の合格要件は、『個社がiCDを活用した組織・人材開発の仕組みを導入し、これを運用する活動』に対して助言・支援を通じた実施品質の確保に必要な『専門知識・経験』」としてiCD協会が定めています。

iCDコンサルタント認証

認証受付(2022年4月1日より受付開始)

iCDコンサルタント認証審査のご案内

第1回iCDコンサルタント認証審査を実施します。
独立系で事業をされている方はビジネス機会の拡大、企業内でiCDを推進されている方は更なるスキルアップのチャンスとして、是非ともコンサルタント認証取得に挑戦していただきたく、よろしくお願いいたします!

<審査概要>
1.書類審査
リンク先の申請書をダウンロードの上、必要事項を記入していただき、iCDA事務局へお送りください。
宛先:icda-info@icda.or.jp
申請書締切:2022年9月16日(金)
合否連絡: 2022年9月22日(木) 
申請書はこちらからダウンロードしてください。

2.面接審査
面接予定日時:2022年9月27日(火) 13:00~18:00(審査は1時間程度を予定)
書類審査の結果と共に、合格者には面接審査の詳細を連絡します。Zoomを使ったオンライン面接を行う予定です。

3.審査料
認証審査料は合計で30,000円(税別)です。
  審査料:20,000円 (面接審査予定日の1週間前までに振込みください)
  認証登録手数料:10,000円 (面接審査合格後速やかに振込みください)
  ※振込先口座は別途連絡致します。

4.合否連絡
合格者への合格連絡後、認証登録手数料の振込み確認をとり、認定書とロゴを送付します。

5.お問い合わせ先
  iCD協会事務局:icda-info@icda.or.jp

6.その他
審査は毎月1回を予定しています。
 次回審査予定:2022年10月下旬

定義iCDを活用して、組織(企業、自治体、団体等)が組織戦略に応じた人材育成を行う活動を支援する有識者
役割iCDに関わる講演会の講師、個別企業へのiCDを用いたコンサルティング、iCDワークショップのメイン講師
iCDアドバイザーの認証委員
認証要件・iCDアドバイザー資格を持つこと
・主体的当事者またはコンサルタントとしてiCD等の人材育成に関わる戦略の立案・実行、および、IT人材育成
 基盤の運用までの経験があること
・人材育成戦略の立案、実行時の課題・阻害要因を判別し、複数のソリューションから最適な方法を選択・
 提供できること
・標準的な企業でのiCD導入後の人材育成サイクル(育成PDCA)の設計、または人材育成プログラムの設計
 ができること
・認証取得後にiCDコンサルタント・コミュニティーに参加すること
認証方法書類審査と面接
・審査員全員で認証要件を満たしていることが確認されれば合格
 面接で不合格になった場合は、申請者が納得のいく説明をしたうえで次回の申請に繋がる
 フォローアップを行う
・合格者には、「iCDコンサルタント認証書」が交付される
認証費用審査料 30,000円(税別)
(審査料:20,000円+認証登録手数料:10,000円)
実施時期申請あり次第随時
更新認証期間は2年、更新料は10,000円(税別)
その他・iCDコンサルタント認証者相互の情報交換会(2~4回/年)に参加してください
・iCDコンサルタント・コミュニティーに参加してください

iCDコンサルタントの紹介

遠藤 修(えんどう おさむ)

略歴
1991年国際証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社。
営業店、トレーディング部門、調査部門等の現場経験を経て1997年よりシステム企画部門に配属。当該部門にて21年にわたり、システム投資計画、個人情報保護法対応、内部統制、人材戦略を担当。その間、システム投資関連のシステム構築にてIT賞IT部門特別賞を受賞したほか、IT人材育成および連結IT関連会社と連携した人材活用を主導し、成功事例として各種講演会、記事、事例集など依頼多数。

2012年より独立行政法人情報処理推進機構にてIT人材育成施策を担当、iCDを世に送り出し、普及促進活動を推進。

2018年5月より現職。グローバルスキル標準「SFIA」との連携やiCDタスクディクショナリの拡充プロジェクトの推進、各団体との連携や普及セミナーの実施など、iCDエヴァンジェリストとしての活動を多岐にわたって行う傍ら、全国でiCDの活用ワークショップをメイン講師として実施(IPA時代より通算50回を数える)、個別のコンサルテーションも含めて既に150社を超える企業のiCD活用の指導実績がある。

木田 徳彦(きだ のりひこ)

株式会社インフォテック・サーブ 代表取締役
一般社団法人ソフトウェア協会 理事 
一般社団法人iCD協会 副理事長 

略歴
三菱商事と日本IBMの合弁IT企業を経て、1998年にIT教育用教材の開発と出版、IT研修事業を展開するインフォテック・サーブを設立。2011年に代表取締役就任とともに、組織のIT人材育成施策の支援にも事業を広げ、情報処理技術者試験制度への提言や普及活動を継続するとともに、IT業界全体の人材育成や評価、スキル標準の活用に携わる。

2014年にはソフトウェア協会の理事に就任し、協会内でのiCD推進普及の責任者として、iCD活用ワークショップやiCDコミュニティの開催、iCD活用企業認証制度の成立・運営に尽力する。

2018年に設立されたiCD協会においても常任理事に就任し、個々の企業や団体に対し、iCDを活用したIT人材の育成及び評価制度の構築を引き続き支援している。

秋元裕和(あきもと ひろかず)

略歴
・1978年 富士通㈱に入社、金融機関をお客様としたSE作業に従事〔一般職~部長〕
・2003年 IPAへ出向、ITスキル標準(以下、ITSS)の普及に従事〔研究員〕
・2005年 富士通㈱に復職、人材開発事業に従事〔部長~統括部長〕
・2010年 ㈱富士通ラーニングメディア 執行役員
・2012年 IPAに転職、ITスキル標準センター長/HRDイニシアティブセンター長
・2019年末にIPAを退職。2021年以降、iCD協会の活動に順次参加。

iCDに関わった経験・内容
・IPAにおけるiCDの提供/普及における公開当初からの責任者(2018年まで)

アピールポイント
・ITSSからiCDへの展開経緯など、経済産業省/IPAのスキル標準関係の施策に精通している
・戦略確立と育成を目的としたワークショップは iCD版の元となったITSS版より習得している
・IT融合や情報処理安全確保支援士の施策にも従事し、変革やセキュリティの知識を有している
・富士通グループのIT技術者のプロ人材育成(目標設定~評価/認定)を率いてきた実績がある
・人材育成のポイントは「組織のビジネス目標」と「個人の成長目標」の方向性一致と心がけている

川口 栄一(かわぐち えいいち)

略歴
2019~2021年度
三菱ケミカルシステム株式会社 管理本部人材育成推進室 シニアシステムアドバイザー
2022年度は個人事業主(Leap support)として、三菱ケミカルシステム株式会社と業務委託契約

iCDに関わった経験・内容
2018年の秋、当時の社長が『健康経営+構造改革の目指す姿である「一人ひとりが成長を実感できる会社」を実現するためには何らかの指標が必要だと考えていたところ、JUASトップフォーラムで、遠藤さんの話を聞いて「ビビっときた」。心の中で「これや!」と叫んだ。』 ことが、iCD導入の始まり。   
2019年4月、社長直下の『iCD導入プロジェクト』がスタート。キーマンに各事業部・本部から次世代の幹部候補が推進リーダーとしてアサインされ、私はプロジェクトのアドバイザー役として任命されたことで『iCD』に関わることになった。

2021年4月、社長交代によりグローバルで「ロール軸での人材育成」に取り組むことになり、「ロール」の定義を海外ITメンバーにも分かり易く、また標準化されたものとするため、iCD×SFIAクロスリファレンスを活用して「ロール」の定義を行った。また、JOB型人事制度への対応として「ロール人材」の定義にSFIAスキルを活用を検討した。

iCDを活用したコンサルティング・ワークショップの実施実績
2019年4月、iCD導入推進者を対象としたiCD協会主催のワークショップに事務局として参画。
iCD導入プロジェクトでは、『人材像の評価=処遇』は将来的なゴールとして位置づけ、タスク診断で成長の目標を明確にし、上司と部下が「成長・育成」についてコミュニケーションすることにより人材育成に繋げるようにした。

タスク診断による『成長指標』のバリエーションを広げるため、タスクごとの難易度を付加する方法論として『SFIAとiCDタスクとのクロスリファレンス』が使えるのではと考え、診断データと職位等級の相関を検証した。また、iCD役割に紐付くタスクから関連するSFIAスキルを確認できるツールを作成し、役割に求められるSFIAスキルの責務レベル定義やJob Descriptionを参照することで、役割とSFIAの関連性を整理した。SFIAの理解を深めるため、タスク診断データをベースにiCD役割に関連する「SFIAスキル」の適応度と成熟レベルを可視化できるパーソナルカルテを提供した。

アピールポイント
・タスク診断をトリガー(担当しているタスク、部下に指導して欲しいタスク等)にした人材育成の手法
・タスク遂行力診断に加え、タスク難易度+SFIAスキル適応度に拡大した成長指標による可視化方法
・グローバル標準のSFIAを組み合わせることで、海外メンバーも含めたiCD診断によるIT人材の可視化
・iCDタスク診断+SFIAスキル適応度診断が、組織に求められる人材のJOB型マネジメントに活用

iCDアドバイザー認証

認証区分認証区分A認証区分B
認定対象イ)iCD協会公認のiCD活用ワークショップ受講者
または
ロ)iCD活用認証企業(Silver以上)の活用推進者
ハ)認証講座の受講者
認証方法申請書を提出いただき、審査委員会にて審査認証講座の受講(含終了テスト)
初回認証費用無料30,000円(税別)
※外部機関主催の研修を受講された方の認証費用は、
 研修を開催された外部機関にお問い合わせください。
実施時期申請あり次第随時年間で複数回の講座を開催
更新アドバイザー会、ユーザー会参加により、2年ごとに更新(更新手数料3,000円(税別))
役割・企業内のiCD活用推進・iCDセミナー等での事例紹介
・iCD協会業務の補助・iCD活用ワークショップサブ講師 等
(※上記のうち委託内容によっては謝金または委託料をお支払い)

iCDアドバイザー認証一覧(2023年7月1日現在)

一覧はこちら

認証受付(2019年4月1日より受付開始)

2019.4.1 アドバイザー認証の受付を開始いたしました。
詳しくはiCD協会事務局: icda-info@icda.or.jp までお問い合わせください。