理事長 金 修よりご挨拶を申し上げます

丙午(ひのえうま)は、躍動の年!

あけましておめでとうございます。

今年は丙(ひのえ)・午(うま)の年です。同じ干支である60年前の1966年には出生数が前年比 約25%減、結婚や出産を意図的に避ける家庭が多数など、あまり歓迎されない干支と言われますが、丙午には実はもっと前向きの意味があるようです。

「丙」は、物事を明るく照らし、勢いよく前に進める力を意味し、「午」は、行動力、躍動、そして変化を恐れずに進む姿を表す干支とされています。すなわち丙午の年は、貯めたエネルギーが表に現れ、組織や人の力が一気に顕在化する年であると言えるようです。
 この事は、まさに現在の経営環境と重なります。AIの急速な進展、DXの本格化、上場企業は人的資本の開示など、企業や団体にとっては事業環境に最適な経営戦略を具体的に進める上で、そのための「人材をどう育て、どう活かし、その結果をどう社会に示す」といった、人材に関する戦略の重要性が年々増しています。

AIやDXは単なる効率化の手段ではありません。これらは人の判断を代替するものではなく、人材の無駄な時間を排除し、可能性を広げ、価値創造に集中するための強力な手段です。2026年はAIやDXなどのテクノロジーを導入する年から、人との関係を再設計する年であると言えないでしょうか。
 当協会は発足時から、人材マネジメントに関して一貫して同じことを訴えてきています。業務(タスク)とその遂行に必要な知識(スキル)を明確にし、一人ひとりの能力と目標を可視化する事が、どのような環境変化があろうと一丁目一番地の施策であると。AIやDXによって、産業界の人材の価値がより増幅され、その事が可視化され、組織として新たな成長軌道を描く「人的資本経営が真に実を結ぶ年」となるよう、丙午の年であるからこそ心から期待したいと思います。協会としてはiCD3.0を公開・提供、大幅なスキルデクショナリのエンハンス、そして一人ひとりのアセスメントを可能とするシステム提供など、人材の可視化マネジメント導入のバリアを低くし、そのPDCAサイクルを継続するための支援を行ってきています。
 これからも皆様からのご意見などを反映しながら、積極的な活動を行ってまいります。多くの皆様の協会活動への参加をお待ちしております。

今年も引き続き宜しくお願い申し上げます。

2026年1月吉日
一般社団法人 iCD協会
理事長 金 修